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赤ちゃんの月齢別の睡眠時間と特徴、快眠のコツ

 生まれたての赤ちゃんは、オムツを替えて、お腹がいっぱいになると、よく寝るというイメージがありませんか?でも実際に、子育てをしているママに聞くと、よく寝てくれない、何度も起きる、などと聞きます。では、赤ちゃんはどれくらい寝ているのでしょうか?

 赤ちゃんの月齢別の睡眠時間と、その特徴、さらには赤ちゃんのぐっすりな睡眠に導くコツを、今回はお伝えします。

赤ちゃんの月例別の睡眠時間と特徴

 赤ちゃんの睡眠時間と特徴は、月齢によって変わってきます。生後間もない赤ちゃんの1日の大半は、ほとんど眠っています。ですが、赤ちゃんの成長スピードや、生活や睡眠リズムによって変わってきます。

生後0~1ヶ月の赤ちゃん

 生後まもない赤ちゃんは、たっぷりの睡眠を必要とし、1日16時間~18時間ほど眠っています。特に新生児の赤ちゃんは、昼夜の区別はなく、短い睡眠を繰り返します。そして、昼間によく寝て夜はあまり寝付けない赤ちゃんもいれば、逆に昼間はしょっちゅう起きて夜にぐっすり寝る赤ちゃんもいるなど、睡眠の特徴は赤ちゃんによって異なります。

生後2~3ヶ月の赤ちゃん

 生後2ヶ月~3ヶ月になると15時間~17時間の睡眠をとる赤ちゃんが多いです。生後2ヶ月頃になると、睡眠リズムもはっきりしてきて、昼と夜の区別がつき始めるため、夜に寝てくれることも多くなります。連続して3時間~4時間寝ることもあるでしょう。生活リズムを確立できるようにしていきたいところです。

生後4~6ヶ月の赤ちゃん

 1日13時間~14時間ほどの睡眠時間となり、まとめて寝てくれるようになり始めるのがこのぐらいの月齢です。日中に1時間~2時間程度のお昼寝をしながら、比較的起きている時間が長くなってきます。夜にまとめて眠る赤ちゃんも多いので、ママ・パパも一緒に休むことができて、子育てが少しだけ楽になります。

生後7ヶ月~12ヶ月の赤ちゃん

 生後半年を過ぎると、1日11時間~13時間程度眠る赤ちゃんが多いです。1日の半分以上起きているため、少しずつ生活のリズムが大人に近づいてきます。ママの生活リズムと切っても切り離せないものとなってきます。また、昼間のお昼寝の回数も減ってきますが、それも個人差があります。

ぐっすりな睡眠に導くコツ

 赤ちゃんの健やかな成長と健康のためには、快適な睡眠が必要になります。【寝る子は育つ】と言われているように、良質な睡眠中には、成長ホルモンが分泌されます。できるだけぐっすりと眠れるように、ママやパパが環境を整えてあげたいですね。

快眠のために環境を整える

 赤ちゃんが快適に眠るためには、快適な環境を整えることが大切になります。赤ちゃんを寝かしつける前に、【ミルクやおっぱいを飲んで、お腹が満たされているか】、【オムツがおしっこやうんちで汚れていないか】、【部屋の温度や湿度、部屋の明かりや音などの調整】など、基本的なことをまず整えて、赤ちゃんの欲求が満たされている状態にしてあげましょう。

生活リズムを一定にする

 赤ちゃんがまとめて眠れるようになるには、生活リズムを整えることが大切です。朝起きたら朝日を浴びる、夜はある程度決まった時間に寝るなど、生活リズムを一定にしましょう。起床時間、就寝時間、食事、お風呂の時間を決めて、できるだけ守るところからはじめてみましょう。

寝かしつけのルーティンを決めておく

 夜寝る前の入眠のルーティンも決めておくと、赤ちゃんも安心して入眠しやすくなります。例えば、お風呂に入ったら○時にお部屋を暗くする、赤ちゃんの好きな音楽を流す、ベビーマッサージをするなど、寝る前の流れが一定だと、赤ちゃんは眠る時間だと理解できるようになっていきます。

安心感を与えよう

 新生児から首がすわるまで赤ちゃんは特に、お腹の頃にしたときのような環境を整えてあげるなど、できるだけ安心感を与えることが大切です。おくるみでくるんだり、体が開き切ってしまわない、背中が丸まるお布団などを利用してお腹の中にしたときのような姿勢に保ってあげると安心できるでしょう。

ベビーマッサージをする

 眠る前の安心感を与えるために、ベビーマッサージをするのも効果的です。裸にしてオイルでやらなくても、洋服の上からふれてあげたり、優しくふれてあげるだけでも十分に効果があります。
 赤ちゃんがどうしても落ち着かずに眠れないときは、ママも添い寝をしてあげながら、あるいは抱っこをしてあげながら、赤ちゃんが触れられるとうれしい場所(背中やお尻、お腹など)を優しくゆっくり触れてあげてみてください。赤ちゃんもママに触れてもらって、体があたたまってきて安心してくれるようになります。
詳細→ベビーマッサージレッスン

さいごに

 新生児期は大半を眠って過ごしていましたが、赤ちゃんの1日の睡眠時間は、成長とともに短くなります。徐々に、昼寝の回数や長さが減り、次第に夜は長く眠るようになって、睡眠リズムが整っていくのです。
 赤ちゃんの成長に必要な睡眠時間を良質なものにし、健やかな成長を促すためには、乳児期から生活のなかで睡眠リズムを整えること、そしてママからの安心感を受けることが大切です。しっかりと夜に寝てくれるようになれば、ママやパパの負担軽減にも役立ちますね。

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埼玉県朝霞市のベビーマッサージ教室Cohanaでは、親子のコミュニケーションを深く学べるベビーマッサージ教室です。親子の絆を深めるだけでなく、日ごろの子育ての悩みである、「抱っこじゃないと寝ない」、「寝ぐずりがひどい」「便秘がち」「お肌のトラブルが頻発」「男の子のデリケートゾーンの悩み」などに対して解決でき、子育ての引き出しを増やすことができます。

 また、臨床心理士でもあり、一児のママでもある金子奈津美が、子育ての悩みにもお答えしていきます。
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保有資格: ベビーマッサージ資格
     ベビースキンケア資格
     英国式リフレクソロジー資格
     <ロイヤルセラピスト協会認定>

     臨床心理士
     公認心理師