トツキトオカ。ママは、ご自身の体の変化を感じながら、お腹の赤ちゃんを大切に過ごされますよね。産後の赤ちゃんのために、出産準備もいっぱいされていると思います。しかし、赤ちゃんを一番そばでお世話する、ママご自身のことを考えたことはありますか?
産後の生活については、育児書を読んだり、話を聞くなど、イメージはしているかと思いますが、産後の生活は想像を超えて大変というママが多いです。
今回は、産後のママの体や心の変化や、回復を早めるポイントをお伝えいたします。
産後ママの《産褥期》とは
ママの身体は、出産直後から回復を始め、今度は、赤ちゃんをお腹の外の世界で育てるための準備に入ります。トツキトオカ、280日の妊娠期間に変化し続けた身体は、6~8週間程度の期間で急激に元の状態に戻そうとします。この期間を《産褥期(さんじょくき)》と言います。
女性ホルモンは、妊娠中はゆっくりと上昇しますが、産後は一気に急降下します。また、産後、ママの子宮に残るのは、胎盤が剥がれ落ちた、両手ほどの大きな傷です。
これらの変化は、交通事故並みの重傷とたとえられるほど、ママの身体にとって大きな負担となります。
この産褥期は、ママ自身も周りの人も、産褥期のママの身体の状態を把握し、ゆっくりと休養をとる必要があります。
女性ホルモンは、妊娠中はゆっくりと上昇しますが、産後は一気に急降下します。また、産後、ママの子宮に残るのは、胎盤が剥がれ落ちた、両手ほどの大きな傷です。
これらの変化は、交通事故並みの重傷とたとえられるほど、ママの身体にとって大きな負担となります。
この産褥期は、ママ自身も周りの人も、産褥期のママの身体の状態を把握し、ゆっくりと休養をとる必要があります。
産後ママに起こりやすい症状
大事故と同じくらいのことが起きているママの身体。身体の回復期である産褥期には、さまざまな身体のトラブルが見られます。個人差はありますが、以下のようなトラブルが起きやすいようです。
悪露(おろ)
産後には、悪露(おろ)と呼ばれるお産の後の血が混ざったおりものが出ます。分娩時に産道や子宮、膣にできた傷から出る血液とリンパ液に、粘液や細胞のかすが混ざったものです。
日がたつにつれ、色や量なども変化していき、これが産後の子宮回復の目安になります。
日がたつにつれ、色や量なども変化していき、これが産後の子宮回復の目安になります。
子宮収縮の痛み
子宮の収縮は出産後も続き、出血を止めたり悪露を排出しています。後陣痛とも呼ばれ、分娩当日から数日間は、下腹部に痛みを伴います。
授乳によって、子宮を収縮されるホルモンが分泌されるため、授乳時に痛みを感じることもあります。
授乳によって、子宮を収縮されるホルモンが分泌されるため、授乳時に痛みを感じることもあります。
会陰切開・帝王切開の痛み
分娩の際に受けた外科的処置により、傷が痛みます。
おっぱいの張り
産後、2~5日間で母乳は出始めます。しかし、乳腺が開通していないと母乳がたまったり、赤ちゃんがまだうまく飲めなくて、量もそれほど必要としないと、母乳がたまり、おっぱいが張って痛みを感じます。
マタニティブルー
産後の女性に見られる一時的な抑うつ状態のことです。涙もろくなり、憂鬱、不安感、頭が働かない、不眠、頭痛、などのさまざまな症状として表れます。ホルモンの影響や疲労感によるものが多いです。
産後ママの回復を早める過ごし方
妊娠中は、大切に大切に過ごすのに、産後は赤ちゃんのために無理をしてしまうママが多いです。
大切なのは、負担の大きい時期だと理解すること、自分に起こっている変化を知ること、パパにも大変な時期だと知らせること、が重要になります。
ここでは、産褥期の過ごし方について知っていきましょう。
大切なのは、負担の大きい時期だと理解すること、自分に起こっている変化を知ること、パパにも大変な時期だと知らせること、が重要になります。
ここでは、産褥期の過ごし方について知っていきましょう。
産後3週間まで
出産して3週間くらいまでは、入院しているときと同じくらい、とにかく身体を休めることを心がけましょう。できるだけ安静にし、赤ちゃんの授乳やオムツ替えなど、最低限のお世話を中心に過ごしていくことがよいでしょう。
できるだけ動くことを控え、赤ちゃんが寝ているときは、一緒に休むことが大切です。
パパや、実家など、他の方の力を借りて、休養をとれるように、出産前から話し合っておくことも大切です。
できるだけ動くことを控え、赤ちゃんが寝ているときは、一緒に休むことが大切です。
パパや、実家など、他の方の力を借りて、休養をとれるように、出産前から話し合っておくことも大切です。
産後3~4週間頃まで
産後3週間を過ぎた時期のことを、「床上げ」とも呼び、安静が中心だった生活から、徐々に行動できるようになります。
しかし、ここで無理は禁物です。簡単な家事などを初めても大丈夫ですが、身体はまた回復途中であるため、疲労を感じたらすぐに休むようにしましょう。
しかし、ここで無理は禁物です。簡単な家事などを初めても大丈夫ですが、身体はまた回復途中であるため、疲労を感じたらすぐに休むようにしましょう。
産後5~8週間頃まで
産後5~8週間くらいで、ママの身体は元の状態に戻っていきます。赤ちゃんのお世話にも慣れてくる頃ですが、慣れない子育てと家事の両立で疲れやすく、寝不足になるママも多いため、無理をしない生活を心がけましょう。
産後すぐからできること
産後は、しっかりとママが休息をとるように言われますが、そうは言っても、赤ちゃんのお世話だけでも疲労と寝不足になることは多いです。赤ちゃんによっては、なかなか寝てくれないということも多いです。
赤ちゃんがぐっすりと寝てくれると、それだけママも休息ができ、産後の回復も早いものです。
当お教室でお伝えしている、赤ちゃんの骨格を知り、正しいおくるみのくるみ方で赤ちゃんがぐっすりと眠ってくれる、産後の育児が軌道に乗る<おくるみタッチケアレッスン>も妊娠中から産後すぐに知っておくこともお勧めしております。
参考→赤ちゃんのことを知って寝ない問題解決!おくるみタッチケアレッスン
赤ちゃんがぐっすりと寝てくれると、それだけママも休息ができ、産後の回復も早いものです。
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参考→赤ちゃんのことを知って寝ない問題解決!おくるみタッチケアレッスン
さいごに
今回は、産後すぐのママの体の変化についてお伝えしました。
トツキトオカ、ゆっくりと変化したママの身体は、赤ちゃんを外の世界で育てるために休息に回復していきます。出産は大事故と同じくらいに、ママは心身ともに大きなダメージが起こります。まずはママ自身が大変な時期だと知ること、周りに頼るように話し合っておき、ママ自身の心身を大切に過ごせるようにしましょう。
埼玉県朝霞市のベビーマッサージ教室Cohanaでは、親子のコミュニケーションを深く学べるベビーマッサージ教室です。親子の絆を深めるだけでなく、日ごろの子育ての悩みである、「抱っこじゃないと寝ない」、「寝ぐずりがひどい」「便秘がち」「お肌のトラブルが頻発」「男の子のデリケートゾーンの悩み」などに対して解決でき、子育ての引き出しを増やすことができます。
また、臨床心理士でもあり、一児のママでもある金子奈津美が、子育ての悩みにもお答えしていきます。
社会から孤立しがちな子育て、たくさんのママと赤ちゃんが集まって、わが子に癒されながら、子育ての悩みなどを話してスッキリしませんか?
埼玉県朝霞市、志木市、新座市、さいたま市、三芳町、東京都練馬区、板橋区、などからお越しいただいています。さらに、オンラインレッスンも開催しており、埼玉近辺だけでなく、鹿児島県、広島県、香川県、石川県、大阪府、愛知県、福島県、東京都、神奈川県、茨城県などからも受講いただいております。
このブログの代表【金子奈津美】は、ベビーマッサージを通して子育てのお悩み解決策をお伝えしています。
《所有資格》
・ベビーマッサージ資格
・ベビースキンケア資格
・英国式リフレクソロジー資格
<ロイヤルセラピスト協会認定>
・臨床心理士
・公認心理師
トツキトオカ、ゆっくりと変化したママの身体は、赤ちゃんを外の世界で育てるために休息に回復していきます。出産は大事故と同じくらいに、ママは心身ともに大きなダメージが起こります。まずはママ自身が大変な時期だと知ること、周りに頼るように話し合っておき、ママ自身の心身を大切に過ごせるようにしましょう。
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また、臨床心理士でもあり、一児のママでもある金子奈津美が、子育ての悩みにもお答えしていきます。
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