ベビーマッサージ教室Cohana代表、金子奈津美とはこんな人です♪

　埼玉県朝霞市に在住で、アラフォーの金子奈津美です。５歳娘と主人と暮らしており、このたび、２人目も授かることができ、もうすぐ４人家族となります。
　長野県須坂市出身で、大学生のときから関東で一人暮らしを始めたので、人生半分は関東で暮らしています。
　中学は陸上部、高校・大学とバドミントン部で、おっとり見られがちですが、とっても体育会系です。社会人になっても、バドミントン、ホットヨガ、スカッシュを習っていました。
　大学・大学院でお世話になった先生には『女を装った男』『脳まで筋肉』と言われておりました。

　心理学の大学・大学院と進み、【臨床心理士】として、今まで15年ほど、1歳６ヶ月～18歳までの発達に偏りのあるお子さんの発達支援やコミュニケーション支援をしてまいりました。
　生きづらさ、困難さを抱えているお子さんが、「できた！」という自信をもってほしい、笑顔になってほしい、少しでもお手伝いができたらという気持ちでお仕事をしてまいりました。
　そう！私は、とても子どもが大好きなんです！

　30代前半で結婚することができ、今度は「自分たちの子どもがほしい」。2人目もこのくらいの時期に・・・なんて、望めば当たり前にできる妊娠が、当たり前にできない現実にぶち当たりました。
　私の周りは、どんどん２人目、３人目と子どもが生まれていき、本当に焦る気持ちと、誰にも相談できない辛さに押しつぶされました。自分たちの何がいけないのだろう・・・、親になる器ではないのだろうか・・・。みなさんが普通にできていることができないという、小さなプライドがあり、平静を装うことしかできなくて、友達に「子供は？」と聞かれることがつらくて、なかなかお子さんのいる友達には会いづらくなっていました。

　とにかく、わが子に会えることを願って、体質改善のために、甘いものを食べないなどの食事に気をつけたり、不妊治療専門の鍼灸院に通ったり、整体に通ったり、自分で毎日お灸をしたり、不妊治療専門のクリニックで痛い検査をしたり、仕事に穴を空けて罪悪感に襲われながらたくさん通院を重ねて、自分に自分で注射を打つなんて、なんてなんて悲惨なんだと、ただただ幸せになりたいだけなのに、なんで自分ばっかりなんで！？と悲劇のヒロインのようになっていました。


　でも、【わが子に会いたいと思ったときからママなんだよ】という言葉に救われながら、２年半の妊活と不妊治療を続けることで、最終的には顕微授精という高度生殖医療の技術で娘を授かることができました。

　あとは、ただただ幸せな妊婦生活♡幸せな育休ライフ♡と信じて疑わなかった私ですが、衝撃の事実に撃沈しました。

　わが子がお腹に来てくれて、わが子が誕生してくれたら、大好きなご飯やスイーツが食べれなくてもいい、たいして眠れなくたっていい、大好きなドラマが観られなくたっていい。わが子がいてくれたら、もう何もいらないって思っていました。しかし、想像を絶する子育ての大変さでした。

　毎日毎日、オムツ替え、おっぱい、ミルク追加、哺乳瓶洗って、寝かしつけ・・・のエンドレス。背中スイッチとモロー反射で寝ない、寝ない、眠れない！という日々で寝不足に疲労困憊。寝かしつけに２時間もかかり、寝たと思ってお布団に下ろすと目がパチ。昼間も抱っこじゃないと寝てくれないので、抱っこしたままソファで寝るしかない。背中も肩もバキバキ。また、おっぱいなかなか出ずに苦労するという、子育てがうまくできていないという母親失格とまで追い込みました。
　
　わが子がこんなにかわいくて、愛おしいのに、子育てをがんばりたいのに、うまくできない、このどうしようもない気持ちと、さらにわが子と２人きりという社会から孤立している感じがとてもつらい子育ての大変さを実感するものとなりました。

　人見知りの私ですが、産後に家にこもって、１日誰とも話さない生活はとてもつらく、子育て支援センターに通うようになりました。大人数のイベントなどでは、なかなかママ友を作ることや話しかけることはできませんでしたが、徐々に話しかけたり、話しかけてもらえるようになり、同じように子育てに悩んでいることを話せたとき、私だけじゃないんだと、とても心が救われたことを覚えています。同じように子育てをがんばっているママと、たわいもない話や、子育ての話ができると、とてもうれしく感じました。


　このような経験をしたことで、「子育て支援」というお仕事は素敵だなと思うようになりました。
　子育てを楽しみたいのに、孤育てになりやすく、息苦しくなってしまうこともある。もっともっとわが子との今しかないこの時間を、幸せに充実させたい。わが子と一緒に楽しめて、ママも心がスッとするそんな居場所って素敵だなと、そう思うようになりました。
　臨床心理士という資格を活かせる、赤ちゃんとママのお教室をしたいと思ったとき、ベビーマッサージ講師という働き方を見つけることができ、資格取得をしてお教室を開くに至りました。

　ベビーマッサージ教室を開くと同時に、２人目の不妊治療もスタートしていた私ですが、Instagramやアメブロでもその想いを綴っていました。私の想いに共感して下さるお客様がいらしてくださるようになり、さらには応援もして下さり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。お教室をスタートして、今では満席→増席→満席となることがほとんどとなりました。
　
　リピーター様がいてくださったり、プライベートでも仲良くなりたい♡なんて声をいただくことも増えました！お客様同士が仲良くなってランチに行ったり、お家に行き来したり、そんなご報告をいただくんです。しかも、私までランチに誘っていただけ、こんなうれしいことがあっていいのでしょうか。ベビーマッサージを通して、こんなに素敵な出会いをいただけて、ただただ感謝しております。
　
　最後に、わが子に出会えたこと、それは奇跡でしかありません。わが子がお腹に来てくれたときから、わが子との素敵な時間を一瞬も逃したくない。そんなママが、ママ自身を大切にできて、わが子との時間を今しかない時間を大切にできて、子育てが楽しい♡ママが元気で子育て充実♡となりますように。それが私のこころからの願いです。
　また、《ベビーマッサージの先生》という働き方で、子ども優先の働き方、ママがママ自身を大切にできる働き方についてもご相談に乗っております。